「花火の色」のページで、「花火の色は炎色反応(えんしょくはんのう)によるものなんです」って説明しましたよね。(→花火の色
 今回はこの炎色反応について、もうちょっとだけ詳しく考えてみたいと思います(*^O^*)

                 

 では、始めに炎色反応について、ちょこっとだけ復習をしたいと思います(o^-^o)


 炎色反応っていう現象は、左の図のように、「物質を炎の中で加熱すると、物質それぞれ違う色の発光が生じる」ということでしたよね。

 そしてこの発光の色は、ストロンチウムは赤ナトリウムは黄色カリウムは赤紫カルシウムはオレンジバリウムは黄緑銅は青緑。。。などとなってましたね。



 それでは、ここからちょっと考えてみると、「なんで炎に入れると光るの?」「物質によって光の色が違うのはなんで?」って思わないでしょうか?
 そうですよね。思いますよね♪

 と、いうことで、今回はこのことについて、ちょっと考えてみましょう(*^O^*)

                     

 この炎色反応という現象は、原子の中にある電子というものが大きく関わっているのです。
 簡単に言ってしまうと、この電子が光っている。。。と言ってもいいくらいなのです。

 と言うことで。。。「電子って何だっけ。。。? (・_゜)ゞ」と思われる方もおられると思いますので、まずはこの電子についてご説明♪(o^-^o) 

 この世の中の物をどんどん細かくしていくと、原子というものになります。
 その原子をさらに拡大してみると。。。原子核というものが真ん中にあって、その周りを電子という物がすごいスピードで回っているのです。
 そして、この電子は、普通、一番落ち着く(安定した)軌道(電子が通る道)を通って回っています(*^O^*) 空気って何?

 左にイメージしやすいように、水素原子を拡大した図を描いてみました。
 水素原子には電子は1個なので、左のような図になります。

 この電子の数水素は1個なのですが、ヘリウムでしたら2個炭素6個窒素7個酸素8個26個29個などと、物質によって電子の数が違っているのです。
 
 これらの電子はみんな同じように原子核の周りを回っているのではなくてそれぞれ決まった軌道(電子が通る道)を回っています(o^-^o)
 (このお話し、今話し出すとまだ横道にそれすぎてしまうので、また今度の機会にしますね。これもとっても面白いお話しです。)

 「うぅん。。。なんか難しくなってきたぞ。。。(´ρ`)」と思われた方、大丈夫ですo(^◇^)o

 ここでは「電子っていうものは、原子核の周りを安定した軌道を通って回っているんだなぁ」っていうことを理解してもらえればOKです(*^O^*)

                 

 それでは、本題にもどりまして、炎色反応が起こるメカニズムの説明に入って行きましょう(*^O^*)

 炎色反応が起こるときの、電子の動きを下に描いてみました(o^-^o)
 まずは、こちらをご覧下さい。
 物質が炎にかざされると、物質は炎から熱によるエネルギーをもらいます(*^O^*)
 
 電子は炎からもらったエネルギーによって、図のように高い軌道(外の軌道)に移動するのです。

 でも、このように無理矢理高くあげられた電子は不安定で、 電子は、「下に席が空いているのに上の軌道にはいたくない!」って思っているんです(*^O^*)

 「電子が下の軌道に戻るにはどうすればいいか。。。」といいますと、炎から貰ったエネルギーを外に放出すれば良いのです(o^v^o)
 必要以上のエネルギーをもらったのだから、そのエネルギーを捨ててしまえば、元の状態にもどれるのです♪ 

 このようなことから、電子は炎からもらったエネルギーを放出して、元の軌道に戻ろうとするのです。
 そして、このときに放出されるエネルギーが光として出されるのです o(@^◇^@)o
 (エネルギーって、外に放出される場合、熱か光になって出ていくのです(o^-^o))

 このような現象が原子内部で起こっているため、炎色反応による発光が生じているのです(o^-^o)

                 

 。。。と説明されても、ちょっと難しいお話しで、「こんなのついて行けないや。。。(´ρ`)」という方おられますよね

 下に、簡単な電子くんの動きを描いたイメージをつくってみました。
 イメージとしてはこんな感じです(*^O^*)


@ 安定していた電子くんは、突然炎のエネルギーをもらって、高い所に
  飛ばされてしまいます。

A でも、高いところは、電子くんにとっては不安定。。。ヾ(。`Д´。)ノ彡☆
B 不安定で、安定したい電子くんは、思い切って下に飛び降りようと試み
  ます
(*^O^*)
C でも、電子くんの体の中には、さっき炎からもらったエネルギーが充満
  している
。。。。この状態では下に行けない。。。( ̄〜 ̄;)
  このエネルギーが余分なのです。。。(・_・、)
D 余分な物は捨てればいい!ということで、電子くんはエネルギーを光と
  して放出して下に飛び降りる
のですo(^◇^)o
E こうして、エネルギーを放出して下に移った電子くんは、再び安定にな
  れるのです
(o^-^o)

 こんな感じのエネルギーのやりとりが行われているんです(o^-^o)

 
そして、炎のエネルギーをもらった電子くんが高く上げられる軌道は物質によって違っいるのです。この軌道が違うっていうことって、エネルギーが違うっていうことなんです。

 これは
物質によって炎色反応が起こるときに放出される光のエネルギーが違うっていうことになるのです。
 
光のエネルギーが違うということは。。。放出される光の波長が違うということになり、そして、光の波長が違うということは、私たちに見える光の色が違うっということになっているのですo(^◇^)o (→色って何?

                 

 いかがでしょう?
 ちょっと難しかったかもしれませんが、なんとなくイメージをつかんで頂ければ良いなって思いますo(^◇^)o

 ちょびっと余談なのですが、光の三原色で紹介した発光ダイオードや、北極で輝くオーロラなんかの発光も、今回の炎色反応と似た感じの現象で発光しているんですよ♪(*^_^*)
 (→光の三原色

 このお話しから、発光っていうのは電子くんたちの大冒険♪
 そうんな感じをつかんでもらえたら幸いです(*^O^*)

 


〜関連ページ〜
花火の色     
空気って何? 空気って何?2
色って何? 光の三原色


                          
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